2022年4月13日、KDRI4月の例会が開催されました。

今回は、前座発表が石田圭吾先生、メイン発表は大嶋が担当いたしました。

 

石田先生からは、「医療政策における歯科の重要性について」をご講演いただきました。

石田先生は、群馬県健康福祉部健康長寿社会づくり推進課、群馬県歯科口腔保健支援センターの部長であり、群馬県の医療政策に深く携わっている先生です。

日常の歯科臨床の中では医療政策について考える機会は多くはありません。

石田先生からはとても分かりやすく、そして熱く、医療政策やその課題、歯科の重要性についてお話していただきました。

予防歯科という言葉が広まっていますが、医療政策のなかでは歯科治療自体が広義での予防を担っているということを聞き、歯科の重要性を考える良い機会となりました。

 

大嶋からは、「低ホスファターゼ症に伴う乳歯の早期脱落」についての発表でした。

希少疾患である低ホスファターゼ症は、歯科医師の中でも出会うことの少ない疾患です。

しかし、乳歯の早期脱落から疾患が判明することが多く、歯科医師が知識を有することが必要となります。

乳歯の早期脱落を症状とする鑑別疾患や、鑑別として間違えやすい外傷既往歯についての症例を交え発表いたしました。

 

 

毎月第2水曜日 19:30~ 例会を行っています。
私たちは志を共にできる仲間を募集しています。
また、準会員として例会参加(症例発表は任意)することも可能です。
当会の臨床への取り組みや、雰囲気を感じ取るには良いかと思います。

※入会希望の方は
森 デンタルクリニック 027-289-5656 まで ご連絡ください。

 

文責:大嶋