2月10日、群馬県歯科医師会館に於いて、例会が開催されました。
今回は、森先生、塩澤先生の症例発表でした。
森先生からは「前歯部欠損後の対応」についての発表でした。補綴治療においては、失った歯を補綴して機能させることはもちろん、歯の喪失に伴って生じる歯肉や顎骨の喪失へのマネージメントも重要です。前歯部においては特に審美性を求められることがおおく、予知性の高い治療を行う必要があります。文献的な分類や考察を加えながら、症例を交えて解りやすく解説していただきました。
塩澤先生からは「難易度分類を用いた上顎洞底挙上術の考察」についての発表でした。上顎洞底挙上術においては、術前の診査診断が重要となります。CTを用いた診断や画像検査から難易度を分類し、３D模型でのシミュレーションを経て実際の治療を行う実際の臨床内容を、豊富な資料を基に解説していただきました。
文責：大嶋
