4月19日の20時から万代歯科診療所にて、KDRI4月例会が行われました。

今回は「歯肉縁下カリエスに対してクラウンレングスニングで対応した1症例」というテーマで、森デンタルクリニック院長の森公祐先生に発表していただきました。

クラウンレングスニングとは歯冠長延長術ともいい、虫歯が歯茎の中の歯根まで進んでしまい被せものをするのに十分な歯が歯茎の上に残っていないときに行う歯周外科の治療です。歯茎や歯槽骨を削って歯茎を下げることで、その名の通り歯冠の長さを延長します。

今回の症例では通常の治療では保存の難しい歯肉縁下カリエスとなっている上顎左右の臼歯部にクラウンレングスニングを行い、全顎的な補綴治療まで行った症例報告でした。

発表後のディスカッションではフラップの切開や骨の削合の方法について質問があり、森先生から詳細な解説をいただきました。

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