毎月第2水曜日に症例検討会を行っております。
今回は来年1月にある群馬歯科医学会の予演会として、かわまがりファミリー歯科の大嶋先生から
【乳歯の断髄治療】という内容の発表がありました。
2人目は森デンタルクリニックの森が【侵襲性歯周炎6年経過症例】という演題で発表させていただきました。
乳歯の断髄処置における薬剤の選定、術式について発表がありました。
様々な治療において何の薬が良い、悪いが先走る傾向にありますが何より大切なのは基本的術式です。ここでは、カリエスの確実な除去、確実な防湿がそれにあたりますが、丁寧な治療の先に薬剤の選定をシステマティックレビューを用いて大変わかりやすく発表していただきました。
僕の方では侵襲性歯周炎の経過症例を発表させていただきました。
現在、日本歯周病学会のほうで侵襲性歯周炎かどうかのチェックシートがあり、その結果によって診断していけるものがあります。本来侵襲性歯周炎の場合大学病院に紹介したほうがいいと書かれていますが歯科大学がない地方では専門医の役割になってきます。進行も早く、管理も大変なため早期に多くの歯を失う可能性がある疾患です。もし来院された患者様がその疑いがある場合は歯周病学会のチェックシートを利用していただけると幸いに存じます。
KDRIではともに勉強をしていきたい、こんな症例に出くわしたんだけどどうしたらいいだろう?
等症例検討できる環境にあります。ご興味がある先生方、衛生士さん随時募集していますのでよろしくお願いいたします。
森デンタルクリニック(027-289-5656)